先生、優しい?

新しい本が届きました。

子どもたちは「むずかしい~」とか、「この字はじめて」とか言いながら書き始めますが

すぐにコツを覚えて上手に書きますね。どんどん良くなるのを見るのは私の喜びです。


今日は子供たちが学校の先生の話をしていました。

「教頭先生はめちゃ優しい」とか「担任の先生は…」とか。

「水津先生は 見た目は怖そうだけど、優しいでしょ?」と言ったら 「水津先生は見た目も怖くないよ!」だって。

気を使ってくれてありがとう!(笑)


「先生はたくさんほめてくれるよ」っていう子もいました。

それは私が大切にしているいることだからね。

自分の子どもはよく叱ったけれど、お習字教室では 人に迷惑をかけることをしたとき以外は叱ることはないです。


中には「筆忘れた~!」とか「硬筆ノート忘れた!」って子もいます。

ま、たまにはあるよ。そのために貸す筆が用意してあります。

「今度から来る前に点検しておいでよ」とは言いますけどね。

そんなことより、前回できなかったことが今日はできてる!ってことをみつけてほめるのが忙しい(笑)


大人だってほめられたらうれしいもの。

たくさんほめて「できた!ほめられた!うれしい!」っていう気持ちが 伸びていく力になると思っています。

だから子供たちの頑張ったことは、保護者にもお伝えしてほめていただきます。


これは私の後悔でもあるから。

自分の子どもを育てるときは 気持ちの余裕がなくて、もっとたくさんほめてやればよかったなと後悔しています。


子育て真っ最中っていろいろ親は大変。

子どもも、また大変な時代です。コロナもあり、ストレスを抱えている子もいると思います。

教室に来ているときは 笑顔いっぱいの楽しい時間になってくれるといいなと思います。




書家/書道家 水津しのぶ | 宇部市 日本書学館 常盤教室

6歳から日本書学館で「真正淡麗」「用美一致」「心技両輪」の基本方針のもと書を習いました。 古典を学ぶことを大切にしながらも、様々な要素を取り入れ、現代の暮らしにマッチした書作品の製作に力を入れています。 子どもから大人までの指導も35年の実績があります。 現在は書道芸術院、宮城野書人会にも所属し、まだまだ勉強を続けています。

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