筆文字と筆文字フォントのちがい

 現代の字はパソコンの普及により、ほとんどの文章が活字で印刷されているけれど

それでも手書きの文字が喜ばれるのはなぜか?

ある方のHPを見ていたら「活字は人の体温を感じず味気なく感じてしまう。」

「手書き文字の中でも筆文字は字を映えさせ雰囲気さえ変えてしまう効果がある。」とあった。


そして、「筆文字の中でも筆フオントもありきたりで、そこからは熱意、強さ、優しさなどの生命感は感じられない」

「単なる筆を使って書いている字…ではなく、本物の書道を学んだ人の、道具と技術がそろって出せる線の字は高級感をや品格を印象付ける」とあった。


お酒のラベルには書道家の字が多いけれど、生命感を感じたり、品格のある字のラベルのお酒は それだけでおいしそうにみえるね。(私はついついラベルで選んでしまうのですが)


そういう商品のラベルやお店のロゴにこだわるってことは、きっと味にもこだわっているんだな~と思えるね。


そんなふうに思ってもらえる品格のある字を書けるよう、精進しなければ…。


書家/書道家 水津しのぶ | 宇部市 日本書学館 常盤教室

6歳から日本書学館で「真正淡麗」「用美一致」「心技両輪」の基本方針のもと書を習いました。 古典を学ぶことを大切にしながらも、様々な要素を取り入れ、現代の暮らしにマッチした書作品の製作に力を入れています。 子どもから大人までの指導も35年の実績があります。 現在は書道芸術院、宮城野書人会にも所属し、まだまだ勉強を続けています。

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